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設立趣旨
1 設立趣旨

 約100年前にライト兄弟がかなえてからも未だ途絶えることのない「空を駆け巡る」という夢。この夢を、もの作りと飛行の両面から楽しめるのが自作機(ホームビルト機)による航空スポーツです。
 ホームビルト機は航空スポーツの原点として、米国を中心とした欧米諸国で発展してきました。現在では市民文化の一つとして日常生活に定着してきており、ホームビルト機を趣味として楽しんだり、交通手段の一部として利用したりしている人が大勢います。近年我が国においても、各地で農道飛行場が整備され名古屋空港が小型機専用化されるなど、ホームビルト機にとって有利な環境が整いつつあります。
 東海地区は国内の航空宇宙産業の中心的存在であり、航空機製作や飛行試験などの専門分野で活躍している人あるいはそれらのOBの人達など、プロフェッショナルな人材が豊富です。
 我々MACH B&F は、そんなボランティアスタッフの支援と「かかみがはら航空宇宙科学博物館」の協力を得て、ホームビルト機の製作から飛行までを行う事業を主として推進していきます。この活動により、幅広い市民に「もの作りの楽しさや大切さ」を感じてもらうとともに、個人でホームビルト機の製作にチャレンジしようとしている人達を全面的に支援し、小型機が国内を安全に飛行できるような環境作りと航空スポーツ文化の幅広い普及・啓発に努力していきます。
 また、機体製作技術の基礎教育や、青少年を対象にしたパイロット・技術者などによる講演会やイベントを開催し、青少年の健全な育成と航空宇宙に関する技術の普及に貢献したいと考えます。

2 申請に至るまでの経過

 平成12年12月、名古屋市の中部宇宙産業科学技術振興センターが主催し、各務原市航空宇宙博物館が作業場所の提供でスタートした「ホームビルト製作体験教室」が原点になっています。その後米国より機体キットを購入し、約50人のボランティアで2年間製作活動を行った結果、エンジンや計器類を除く大部分が完成している状況にあります。
 しかしながら、平成15年度になって主催側の都合で計画が頓挫した状態となっていました。製作に関わったボランティアの強い要望もあり、我々ボランティア一同は行政や他の法人に頼ることなく自主的に運営ができるように、NPOとしての法人資格を取得し活動することを決意しました。
 今後は、航空宇宙産業にかかわる民間企業や行政など周辺団体の理解と協力を得るとともに、国土交通省航空局との密接な連携を保ちながら、社会貢献を目指して運営していく予定です。


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